リバディーン2008/02/10 01:59

リバディーン

ジョニーデップ主演。17世紀のイギリス。放蕩詩人の役。実在の人物がいたらしい。卑猥というかな詩を国王の前で読んだり、フランス大使が来ているのに卑猥な劇を上演したり、とんでもない。でも、率直というかそれが芸術家という感じなのか、人気はあったような。

金持ちの娘と結婚した。心を通わせる娼婦がいた。才能ある女優を見つけて、演技を指導したりした。天才なんだろうが、、、最後には梅毒で死ぬ。鼻がもげたりして、人工鼻つけてマスクしてたのが面白かった。最後は、議会とやりあってる王のために演説したりして、弁は立つ方だったんだろうなぁなどと思った。

時代背景とか、道路がぐちゃぐちゃなのとか衣装とかが面白かったけど、まあ、それなりの映画って感じだった。しかし、セピア色というか、古い時代の話はああいう色にするのやめないかなぁ。当時の人は今と同じような色を見てたはずだし。白黒だって、技術的都合だけだし、なんか変。ま、どうでもいいけどね^_^;

アメリカの影2008/02/10 02:18

アメリカの影

台本もなく即興で作った映画だというので見たんだが、そんなのわからないというか、一部、よく分からない部分もあったけど、破綻もなくそんなもんだろうという感じだった。

ニューヨークの三人兄弟がいて、一番の兄は全くの黒人、下の弟と妹は白人に見えるらしい。兄は売れない、いや、かつては売れてたらしい歌手だが、今はキャバレーだか、ストリップ小屋だかで歌ったりしなきゃいけなかったりする。妹は白人の男と恋に落ち、初体験するが、その相手は、妹の家を訪ねてきて、たまたまいた兄を見て人種が違うことに衝撃を受ける。後で帰ってきて、みんなと同じだなどと寝ぼけたことを言ったりしていたが、当時のアメリカはそうだんだろうな。60年代だかの映画だし。50年代か?ケルアックだとかビートニックだとかの時代だ。

ま、それなりに面白かったけど、どうってことはなし。妹の女の人は、ちょっと好みかも。でも、ま、どうでもいいけど。そうそう。音楽がジャズでちょっと面白いなと思ったらミンガスがやってたみたい。それも即興らしいが、結構面白かった。

バージニア・ウルフなんかこわくない2008/02/10 14:21

バージニア・ウルフなんかこわくない

舞台作品を映画化したためか、かなりわかりにくいというか、展開がそんな感じ。小さな意外な展開が何度も出てくる。

学長の娘と、娘と結婚した歴史学者、しかし、歴史学者は野心がなく歴史学部長にもなっていない。なにかあるたびにいがみあって、ののしりあう。どうやら、二人の間には子供はいない。いないが架空の子供がいるようだ。あるいは、本当に16才で交通事故で死んだのか??

大学のパーティーから帰ってきた後、生物学者と妻が尋ねてくる。そんな時間に来るかーと思ったけど、まあ、よくあることなのかもしれない。その生物学者も実は妻の財産目当てで結婚したらしい。なんか伝道師でお金ももうけまくったらしい。歴史学者は両親をまちがって殺してしまったらしい。が、本当のことかどうかよくわからない。

という話があって、ずっと4人で話をしてるのだが、歴史学者夫妻が何度も激しくののしりあうので何度か盛り上がる。本を書こうとしたが学長にとめられたとか。外へ出て飲み屋で踊っていると、歴史学者が、最後だといって、自分の本にはもう一冊あるといい生物学者の話をはじめる。もうどっちらけ。

で、最後に息子は死んだという電報が来たという話しをして、終わるわけだが、、、息子は本当にいたのかいなかったのか、とか考え込んでしまう。俳優の英語の発音がきれいで、半分くらいは聞き取れたのが、ちょっとうれしかった。

ブロークン・フラワーズ2008/02/28 22:52

ブロークン・フラワーズ

なんだかよくわからないというか、気合いは入ってない感じの映画。プレイボーイ(元?)のドン・ジョンストンは、一緒に住んでたシェリーに愛想をつかされて出て行かれる。そこに、実はあなたには息子がいて、今から訪ねていくという昔の女からの手紙がくる。で、友人が、それは調べなきゃってんで、昔の恋人のリストを作らせて、今、どこにいるかを調べて、一人一人訪ねていくって、言う話なんだが、、、

はじめは、シャロンストーンで、次は不動産屋夫婦、次が動物としゃべる人、最後がコミューンみたいなところに住んでる人。息子がいるかと聞いたら、Fuckin' Donny って言って家に入っちゃった。で、殴られるんだな。そこにはタイプライターがあったんだけど、、、本当の最後はお墓か。で、飛行機でかえってくるんだが、その中でもまた寝ながら夢、というか回想。不思議な感じだわ。結局どうなったかわからんが、飛行場でいた青年が喫茶店にいたら外にいたので息子だと思い、サンドイッチをおごるのだが、本当はどうだったのやら。最後は、変なヤツがクルマに乗って通り過ぎていく。変というか不細工な同じくらいの年の青年。あれが息子かもねー ^_^;

しかし、なんだか妙な感じ。あまりしゃべらないし。ま、いいけど。