別離2014/04/06 17:09

撮りためてたもの。イラン映画?とにかく舞台はイラン。

父がアルツハイマー、妻は外国に移住したがっていて、許可が降りたのが半年前だが、後40日で許可が切れる、ということで離婚申し立て。で、別居するが、仕事があるので、父の介護に女の人を雇う。介護だったのか、家事手伝いのつもりだったのかはわからない。粗相しているのを介抱するのに、どこかに電話して「罪になるかどうか」を聞いたりしてるし。へー、そうなんだー、という感じだが。

で、そのお手伝いさんが、遠くから来てたりするが、バスの中で眩暈したりしていた後、帰ってくると父が縛られていて、お手伝いさんが外出している、で、激昂して、出て行け、と。お金を取られた、というのは本当かどうかわからないが。で、そのときに押されて倒れて流産した、と。もう、17週、だったかな??で、殺人罪、というのは驚いたが。

その後、お手伝いさんの夫が失業者ですぐ頭に血がのぼるヤツで、次から次へとごたごたが。裁判が、すごく狭いところで傍聴人もないのが不思議な感じ。 子どもの学校にもわめきに来るし、主人公は主人公で妊婦だとは知らなかった、と嘘をつくし、いろいろと複雑になっていく。

結局は、父が外に出てしまったときに、、、って、元はといえば目を離すからなわけだが、追いかけて、外でクルマにはねられたのが元で流産したらしいことがわかり、、、ということにはなるのだが。

さて、子どもは父のもとへ残るのか、母と外国へ行くのか、という場面で終わる。「どっちなんだ」と思っていたら、エンドロールになって、「そっか、わからなくても映画としてはいいのか、というか、その方がいいのか」と変に納得した。

うまく表現できているとは思えないが、とにかく面白かった。

最終目的地2014/04/06 17:21

伝記を書くための許可をもらいに南米まで行くが、、、という映画。これも、面白かった。

元妻と、元愛人とその子どもと、兄とその愛人(男:真田広之)。みんな、田舎の土地に縛り付けられている。信じられないくらい田舎で、でも広くて、こんなところは、日本にはないなぁ、と。最近、どっかで、ロシアの沿海州では、バスはボロボロで時間どおりに来ないけど、かなり遠くまでいっても60円くらいだ、とかあって、そういうのもひとつの形だよなぁ、と。それも選べたらいいのに、と思ったが、まあ、無理だよな。

作家は一作しか書いていないが、途中だったものがもう一作あり、妻はその原稿を持っている。でも、伝記にはとにかく反対。愛人は、伝記を書きたい人と惹かれ合うような感じ。ただ、ハチにさされて、米国から恋人がやってくる。これが、やはり、全然性格的に合わないなぁ、というのがよくわかる。真田広之も言ってたが。

結局、一旦帰るが、もう一度やってくる。伝記も書かずに。そもそも、なぜ、伝記を書こうとしていたのか、と。イヌを探しに森へ行って、また、底なし(?)沼に飲み込まれそうになって、決心がついたとか、分かるよなー、とか思いつつ、、、

この女優さん、特別きれいでもないしタイプでもないけど、不思議に魅力的。シャルロット・ゲンズブール。

さすらいのディーバ2014/04/06 17:30

元テレビプロデューサーが、何か問題を起こしたのか、テレビ界にはいられなくなり、ストリッパーを連れて旅をしている、という、まあ、言ってしまえばそれだけの話だが ^_^;

どこへ言ってもラジオや放送の音を小さくしてくれ、という神経質そうな主人公が、不思議に格好いい。マチュー・アマルリック。「ある秘密」で見ているはずだが、ヒゲ生えているせいか、すぐには思い出せなかった。

パリでの劇場探しに、昔の仲間に会いに行くが、追い返されたり殴られたり。よーわからん。子どもの相手も結構適当で、赤ちゃん用のところで遊ばせようとしたりするところを見ると、何年もあまり相手にしてないのかなぁ、と思ったり。

まあ、ストリッパーたちが、結構太ってたりして、妙にリアルで、、、と思ったら現役らしい。風船の中に入ってしまうショーとかは面白いけど、セクシーだとは思わないなー。でも、明るくて、それほど白痴でもなくて、よかったかなー。ただ、フライトアテンダントの服を盗むのがなぁ、ちょっとやり過ぎだろう、、、

cut2014/04/07 00:04

映画オタクの西島が殴られ続けるという映画。兄が自分のために作った借金を返すため、なんだけどね。

出てくる、映画のうんちく的なところは面白いけど、かなりしんどい。ぶつぶつ映画の題名言うのも、結構気持ち悪いし。

しかし、ヤクザってやーねー、ッて感じ。どこからでも、というか、むしれるところからむしろうとする、というか。ショバ代10万とか、不要な下っ端を二人付けて4万とか。

あんなに、人を殴りたい人が沢山いるのかなぁ。ボクシングジムだからかな?でも、それだと、あっという間にノックアウトされそうなもんなんだけど、、、

ジョン・カーター2014/04/08 23:14

火星のプリンセスが出てくる、冒険活劇。 いやー、よく出来てるし面白かった。わりと定石的な感じなんだけどねー。プリンセスが、ちょっとごつい感じ、なのはいいけど、ちょっと好みじゃなかったなぁ。それが残念 ^_^; 9番目の光とか、その力で空を飛ぶとか、バルスームとか、3つの国とか、変身する奴とか。不死だとか言っとったけど、撃たれたら死ぬし、なんなの?ッて感じ。ま、いいか。

最後の意外な結末がなんとも。そこはちょっと普通じゃないかもしれないけど、気に入ったなー。扉を開けると誰もいないという。ねー。でも、10年経ってから火星へ戻って、どうなっているのか、と。今でもヘリウムの天下かどうかわからんし、あの、変身できる奴らがきっとまた介入してるはずだし、と思ったら、そこから後は知らん、と。浦島太郎かー。