四月怪談 ― 2014/07/27 01:18
川上未映子の「愛の夢とか」に出てくる十三月怪談が、これのオマージュじゃないか、というのをネットのどこかで見て、ちょっと読んでみようと図書館で探したらあったので、読んだのだが、、、これが、すごい。どう表現していいのか分からないくらい、というか、おい、早く生き返れよと焦燥感にかられつつ、でも、やってることはよくわかるし、そこに表現されていることは、文章でも書けるだろうけど、よりダイレクトに入ってくるというかで、100年死んでる霊とか、まあ、平たく言えば時の無常さを感じるわけだけど、それが、なんて簡単に、でも、十分すぎるほどの切実さで表現されているすごさ。。文法ムチャクチャだな^_^; 唐突に中島梓(栗本薫か?)のセイレーンを思い出したりした。 わたしにとって、大島弓子は、グーグーだって猫であるの作者で、それはそれで、のんびりというかほのぼのとした感じがだいすきだったんだけど、これはすごい。ひさびさにヒット。川上未映子もよかったけど。
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