ヴィレッジ2007/01/21 22:59

ヴィレッジ

よくわからず見ていたら、最後、普通の森林警備隊みたいなクルマがでてくる。18世紀か19世紀の話だと思っていたよ。

いろんな不幸から、自ら町を捨て森に共同体のような村を作った人たち。そこで、静謐に生きている感じだったんだが、、、勇敢な青年、その青年に想いを寄せる姉、目の見えないその妹、妹に気がある頭の弱いノア。恋の話もあったりするが、村の外の森には化け物が住んでいる。森に入ると化け物が警告を与えにやってくることがある。脅かされていると感じるらしい。しかし、後から考えると… まあ、いいか。で、鳥かリスかなんかよくわからない動物が皮を剥がれて捨てられていたり、不気味なことが起こり出す。ノアがベリーの実を持って来たりして、森に入っていることがわかる。そのうち、姉は告白するが失恋。妹と結ばれることになるが、ノアが青年を刺してしまう。仕方がないので、妹は薬をもらいに森を抜けて町へ行こうとする。のはいいんだけど、目が見えないのに大丈夫かね、と思ったら、二人ついていくことになる。が、情けないことに二人リタイア ^_^; 一人で森を進む妹。いやー、偉いけど無茶だろう。案の定落とし穴みたいなところに落ちかけたりするし。そうこうしているうちに化けものが現れる。追いかけられるが、自分が落ちかけた穴に化け物を落としてしまう。賢いなぁ。でも、実はそいつがノアだった。ノアはすべて気づいていたのであった。化け物なんていないこと、上の世代の人間が演じていたこと。ま、結局は、ノアが化け物に殺されたことにして、この生活を続けていくことにしたんだが、、、ま、いいけどね。

娘は動物保護区の警備員に見つけられる。薬をもらえるが、その事務所での会話で、その事務所が誰かの遺産で経営されていること、昔、その上空を飛行することを禁じたことなどがわかる。なるほどねー、と納得。たまたま見つけた警備員がいいやつだったからいいけど、、、で、薬をもらってはしごできっと助けてもらって、娘は戻る。青年が助かったかどうかはわからないが、帰って来たところで話は終わる。

最後、ちょっと驚いたけど、なんというか、まあ、よくできた話。で悪い映画じゃない。あくどいというか、だまされたなー、と思ったりもするけど。でも、なんだろ。全部作り物だった、っていうのはなー。なんか、後から考えるとちょっと残念。見ている間は面白かったんだけどねー。

東京画2007/01/21 23:43

東京画

小津安二郎に影響を受けたという監督が、東京へ来て笠智衆と対話したり、撮影監督にインタビューしたり、という映画で、んー、あー、そうですかー、という感じで終わってしまった ^_^;

1985年とかの作品で、1982年とかの東京なので、公園で踊ってる若い人たち(おそらく同年代)とかが風俗史的には面白かったけど。あと、パチンコとか、食堂の見本とか。まあ、そんなに気合いが入っていたものでもないだろうし、それでいいんじゃないかとも思うけど。

小津安二郎ってまともに見たことないような気もするので、一つくらい見ようかとか、頭と最後に入ってる映像が古くて輝度はちらつくし、動き回るし、デジタルで補正したらかなり見やすくできるだろうなとか、どうでもいいことを考えてしまった。