軽蔑2014/05/17 13:27

ボソボソとセリフを言うので聞き取れなかったりして、なんとなく先延ばしになっていたが、、、見なきゃよかったなぁと、、、鈴木杏の裸体がきれいだったのだけが救いというか。

もう、とにかくダメ男で、それはまあそれがテーマだから好きになれないのはいいとして、そんな男にどう惹かれたのか、とか、男もなぜあの女なのか、というところが理解できないので、入り込めないというか、そういう話なのね、と見るしかなくて、それだけで見ているのがしんどい。

東京で借金作ってるのがチャラになるからと、店で暴れて当分いなくなれ、と言われて、女連れて逃げるが、そもそも暴れてないし、あんなので、600万(600円じゃないよね)もチャラにするか?で、帰ってみたら、マンションやらなんやらと持ってる不動産持ってる超金持ち。なんじゃ、そら、と。世の中なめとるだけ。

それでもはじめは親戚の家で働いてビールの配達とかしてたんだけどね。でも、昔の女とクルマの中でやったりしてるし、その辞典で「はぁ?」と。で、親にストリッパーなどあきたら東京に返せとなじられると、包丁持ち出す、と。そこで、イヌや猿でもやらん、とか言われてたけど、イヌがどうやって包丁持つんだよ?と、変に違和感を持ってしまった。原作でそうなのかね?

それを聞いて、東京に帰ってしまうが、それをおいかけて東京に戻ってくる、、、のはいいとして、その間に何が合ったのか、どれだけの時がたったのか、まるでわからん、という。借金があるというのもよーわからんし、それだけの借金を博打で負ってしまうというのも、まあ、ダメな奴といえばそれまでだけど、なんというか、あほか、と。

で、女も銀行員とどうせ寝たんだろうし、もう、ドロドロになっていくわけだが、どうも、描写が不足というか、結局入り込めない。まあ、感情移入してほしいわけじゃないだろうから、それはそれでいんだけど、最後のタクシーの場面に、現実的じゃないとか、自分の一番嫌いなタイプのツッコミを入れてしまいそうなくらいの、なんというか納得感のなさが個人的には印象に残ったというか。

しかし、ひどい映画だったわ。おじいさんの愛人もかわいそうだろう…とか、それがテーマだから、しゃーないけどねぇ。とにかく甘すぎ、ダメダメ。という意味ではよく描けてるのか?