レオポルドプルームへの手紙2007/07/15 23:45

レオポルドブルームへの手紙

ユリシーズを下敷きにしているらしいが、大学院に進みながら家庭の主婦になり不満を持ちつつ生活していて、夫が浮気をしたと疑ったりしている女が、他の男と関係を持つようになり、妊娠した子どもをその男の子どもと勘違いして冷たくあたる。夫と女の子は男の子が生まれる前に事故で死ぬが、全て自分と男の子のせいだと考えている。でも、実は夫の子どもだったり。。。もう一人の子どもが刑務所に手紙を書くが、その相手は返事の手紙を書く。ここで、刑務所にあてた手紙がなぜ特定の誰かのところに届くのかとか考えるが、結局、その手紙は自分が昔の自分にあてた手紙なのだろうとわかる、というか、おそらくそうなのだろう。その子は作家になれるくらいの才能があるようで、学校の先生は大学に進ませるように説得にくるが、母親は追い返す。そうやって、子どもと刑務所から出てきたばかりのスティーブン…というのもそういう名前に変えたいということだと分かるのだが…の話が入り乱れながら進む。結局、この二人は同一人物なのだとわかる(ような気がする)。最後近くで、結局、男の子は母を痛めつける男をフライパンでなぐって殺してしまう。しかし、母親は裁判でちゃんと証言せず、男の子も証言せず15年の刑に服す。母は男の子が夫の子だと知って許しを請いにくるが、男は許さない。

うーん。なんともわかりにくい話だな。ミシシッピが何度もでてくる。画面はきれい。大掛かりな舞台装置はないし、同僚がレイプされそうになっったのを救って勇気を持つことができたり、その仕返しにくるのを雇い主が救ってくれたり、悪いことばかりじゃないよと思える部分はある。けど、わかりにくいかなぁ。もう一度見た方がいいのかもしれないけど、沢山、みなきゃいけないのがありすぎるからなぁ、、、、^_^;