ユダ 哀しみの使徒2007/07/05 21:59

ユダ 哀しみの使徒

ユダは、元々は地上の王国を望み、ローマの圧政からの解放を望んでいた。そんなユダがイエスに会う。イエスは神殿で商売をしていた者らを蹴散らしていた。つい、ということでイエスは実は感情的なやつだったりする。結構人間くさい。自分の力もわかっているが、自分の運命もわかっている。地上の王国を実現させるためには動こうとはしない。やがてユダとは方向が離れていく…奇跡が本当にあったら、どんなだったろうかと思う。目の前で見ないと信じないだろうな。瞬時に癩が治ったり、人が生き返ったり、、、ユダら、使徒も奇跡を起こせたことに驚く。

ローマ人とユダヤ教の人がイエスの処刑を押し付け合うのがおかしかった。しかし、生きたまま張付けにするというのは、はげしいというか痛そう。。。

イエスはユダが裏切ることも知っていたが、ユダを許してもいた。なんとも切ない話だ。ただ、1時間半は短い。いろんなところで、物足りなさが残った。