ユダ 哀しみの使徒2007/07/05 21:59

ユダ 哀しみの使徒

ユダは、元々は地上の王国を望み、ローマの圧政からの解放を望んでいた。そんなユダがイエスに会う。イエスは神殿で商売をしていた者らを蹴散らしていた。つい、ということでイエスは実は感情的なやつだったりする。結構人間くさい。自分の力もわかっているが、自分の運命もわかっている。地上の王国を実現させるためには動こうとはしない。やがてユダとは方向が離れていく…奇跡が本当にあったら、どんなだったろうかと思う。目の前で見ないと信じないだろうな。瞬時に癩が治ったり、人が生き返ったり、、、ユダら、使徒も奇跡を起こせたことに驚く。

ローマ人とユダヤ教の人がイエスの処刑を押し付け合うのがおかしかった。しかし、生きたまま張付けにするというのは、はげしいというか痛そう。。。

イエスはユダが裏切ることも知っていたが、ユダを許してもいた。なんとも切ない話だ。ただ、1時間半は短い。いろんなところで、物足りなさが残った。

ハイドアンドシーク2007/07/08 14:43

ハイドアンドシーク

母が自殺してしまった女の子の固い表情が印象に残る。父デイヴィッドは心理学者。娘のために郊外に引っ越す.避暑地なので、人は少ない。隣の夫婦は最近女の子を亡くした、というのは伏線というかだましの伏線。娘は心を開かないが、チャーリーという友達ができる。でも、チャーリーは姿を見せない。どこだったかに遊びにいって、同じ年頃の女の子を持つ人と知り合いになり、家に呼んだりする。が、うまく友達になれない。女の子が嫉妬してるのかと思うが、実はそうでもないらしく…結局、チャーリーにその人は殺されてしまう。。。

結局、チャーリーは父なのだが、そこに気づいてから、かなりの緊迫感。さすがデニーロ。保安官を殺し、訪ねてきた心理学者の友達も殺そうとするが、結局は、撃たれる。一件落着。…なのだが、女の子が最後に書いた絵には、女の子が二人描かれていて、二重人格者の娘も二重人格者なのかと思わせて終わる。怖。

でも、面白かった ^_^

レオポルドプルームへの手紙2007/07/15 23:45

レオポルドブルームへの手紙

ユリシーズを下敷きにしているらしいが、大学院に進みながら家庭の主婦になり不満を持ちつつ生活していて、夫が浮気をしたと疑ったりしている女が、他の男と関係を持つようになり、妊娠した子どもをその男の子どもと勘違いして冷たくあたる。夫と女の子は男の子が生まれる前に事故で死ぬが、全て自分と男の子のせいだと考えている。でも、実は夫の子どもだったり。。。もう一人の子どもが刑務所に手紙を書くが、その相手は返事の手紙を書く。ここで、刑務所にあてた手紙がなぜ特定の誰かのところに届くのかとか考えるが、結局、その手紙は自分が昔の自分にあてた手紙なのだろうとわかる、というか、おそらくそうなのだろう。その子は作家になれるくらいの才能があるようで、学校の先生は大学に進ませるように説得にくるが、母親は追い返す。そうやって、子どもと刑務所から出てきたばかりのスティーブン…というのもそういう名前に変えたいということだと分かるのだが…の話が入り乱れながら進む。結局、この二人は同一人物なのだとわかる(ような気がする)。最後近くで、結局、男の子は母を痛めつける男をフライパンでなぐって殺してしまう。しかし、母親は裁判でちゃんと証言せず、男の子も証言せず15年の刑に服す。母は男の子が夫の子だと知って許しを請いにくるが、男は許さない。

うーん。なんともわかりにくい話だな。ミシシッピが何度もでてくる。画面はきれい。大掛かりな舞台装置はないし、同僚がレイプされそうになっったのを救って勇気を持つことができたり、その仕返しにくるのを雇い主が救ってくれたり、悪いことばかりじゃないよと思える部分はある。けど、わかりにくいかなぁ。もう一度見た方がいいのかもしれないけど、沢山、みなきゃいけないのがありすぎるからなぁ、、、、^_^;

ヴォイス2007/07/22 00:29

ヴォイス

韓国映画。なんか、最近、ボイスとかいう別の映画があるが、それとは別。

歌えなくなった音楽教師と、音楽教師に気に入られた女生徒二人。一人目は自殺。でも、愛されて忘れられなければ声は聞こえる。でも、二人目に気がいったので、それを恨んだ前の幽霊に殺される。でも、元々気に入られた二人目の女生徒は、親が病気で自殺したと思っていたが、「死ね」と屋上で言ってたり、音楽教師を殺したり実はとんでもないやつだったりしたみたい。ま、どうでもいいや。

主人公の女生徒が可愛い。美人じゃないんだろうけど、好みのタイプ。ちょっと得した気分。それだけ^_^;