モーターサイクルダイアリーズ2006/04/02 21:45

モーターサイクルダイアリーズ

ゲバラの話。それにしても、未舗装の道を二人乗り+荷物満載で、よく走るよ。ノートン500だし。まあ、4st単気筒の方がグリップはするかもしんないけど、あの道、あのタイヤでは、、、まずは、そのことに感心してしまったけど、その辺は単車乗りじゃないとわかんないだろうなぁ。案の定、何度も大クラッシュしてる。アンデス越えでは雪まであるし、無謀っつーかなんつーか。

で、モーターサイクルダイアリーズなのに、実際は、チリに入ってちょっと、までしか乗ってない。後は、ヒッチハイクとか歩きとか。ま、そんなことはいいんだろうけどね。

チリで合った共産主義者の夫婦。この人には、チチーナ(だっけ?)の水着代をあげてしまうんだけど、その後の銅山の辺とかで、かなり、違う考えを持つようになったのかもねぇ。医者としてもいい奴で、ハンセン病患者とも分け隔てなく接するし、しまいには、自分の誕生日を祝ってもらうためにアマゾンを泳いで渡ってしまう。本当にいい奴だよ。関係ないけど、ハンセン病の手足背中の変形などの諸症状は、免疫系の反応の結果らしい。知らなかった。伝染しない、というのは厳密には正しくはなく、非常に感染力が弱いから、非常に弱ってる人とかでないと感染しない、ということらしい。今でもまだ新規感染者は減らないらしく、問題となってはいるようだ。

ま、ハンセン病の話はよくて、、、自分の誕生日のパーティーのスピーチで、「統一された南米に乾杯」みたいなことを言うのが、きっと、後に続くんだろうね。すごく、いいやつなんだよ。チリでは、バイク屋だかのおやじの妻に誘惑されたけど、夫に見つかりかけて豹変したため、慌てて逃げたなんてエピソードもあったけどねー。どっかの病院の先生が書いた小説の感想を求められて率直に酷評してしまうし。ハンセン病の島で、ミサを受けてないから昼飯をもらえないでいると、あとから患者さん達が何人もご飯を持ってきてくれるの。なんか、うれしくなってきたよ。とにかく面白かった。

ただ、アカデミー賞の歌曲賞というのが、いまいちピンと来なかったかなぁ、、、どうでもいいけど^_^;